肺水腫

肺に液体が溜まる肺水腫

肺水腫とは、
肺の中に血液の成分である体液が溜まり、
それが原因で肺胞のガス交換が
うまく行えなくなります。

それによって呼吸困難が引き起こされたり、
体内が酸欠状態(チアノーゼ)になることもあります。

肺気腫は、何らかの原因で毛細血管から
血液がにじみ出すことで症状が現れます。

その原因は、大きく分けて以下の2種類が存在しています。

  • 静水圧性:肺の毛細血管静水圧の上昇
  • 透過性亢進型:毛細血管の病的変化によるもの

まず、静水圧性の場合、
毛細血管の静水圧が上昇し液体成分が漏れ出し発症します。

この場合は、心臓弁膜症や心筋梗塞など、
心臓の病気が関係している場合も多い為、
このことから、心原性とも呼ばれています。

また肺水腫の大半がこのタイプにあたります。

一方、透過性亢進型の場合、
胃の内容物が誤って逆流し
肺に入ってしまうことで重症肺炎を引き起こすことなどをはじめ、
他にも様々な原因で開放内に行きたい状の物が溜まることで
引き起こされるものです。

そうした状態から、
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)という別名があります。

肺水腫の一般的な症状は、
呼吸困難を引き起こしたり
薄いピンク色で泡状のたんが出たり、
皮膚や唇にチアノーゼが現れることでその疑いが持たれます。

いずれにしても肺水腫になると、
体内は慢性的な酸欠状態になるので、
酸素マスクや人工呼吸器の装着、
または血管拡張剤などを使用することで処置を施します。