COPD(慢性閉塞性肺疾患)

喫煙者に多い肺の病気「COPD」

テレビCMなどでも最近は良く耳にすることが有りますね。
COPD。
これはどういう病気なのでしょうか?

COPDとは、
英語で”Chronic obstrucive pulmonary disease”
の頭文字を取った略称。
日本での正式名称は、慢性閉塞性肺疾患と言います。

COPDには、大きく分けて以下のような
二つの型が存在しています。

  • 気腫型
  • 非気腫型

まず、気腫型の原因は、
長期間にわたるタバコの喫煙経験により発症する場合が多く
肺の末端にあり空虚取り込む組織である肺胞が
破壊されるなどして症状が進行するものです。

この為、肺気腫病変優位型とも呼ばれています。

一方の非気腫型とは、
肺の手前である気道の病変が進行するタイプで、
気道病変優位型と呼ばれています。

COPD自体は、
以前まで肺気腫と慢性気管支炎に分けて呼ばれていました。
しかし、今では、それらを統合して
一つの病気として扱われています。

患者数は年々増加傾向にあり、
このままいくと2020年までに
全世界の死亡原因第3位にまで上昇するとも言われているほどです。

その原因の実に90%がタバコの喫煙によるものだと言われています。

煙草の喫煙。

つまり、有害性の高い物を長期間吸い続けることにより
気道や肺などが病変する病気は、
肺自体に痛感が無いことも関係して
症状が現れにくく気づきにくい傾向にあります。

気が付いた頃には既に重症化してしまい
取り返しのつかない場合も有るのが怖いところです。

初期症状として慢性的な咳や痰が続くことがありますが、
ゆっくりと進行するという特徴があり
日頃から健康に対する意識がなければ、
初期段階でCOPDだと自覚する人はあまり多くない現状があるようです。

喫煙以外の原因も多少はありますが、
粉じんや化学物質の受動喫煙などが関係しています。

こうしたCOPDの発生を防ぐ為には、
まずはその最もが原因である喫煙をやめること。
続いて、汚染された空気環境での仕事をする場合などは、
粉じんマスク等の着用によって予防対策をしっかりすること。

日常的に外出の機会が多い場合も
多少なりのリスクを背負うことになりますので、
そうした場合にもマスクを着用するなど
対策が必要となります。

より詳しい情報に関しては、
日本呼吸器学会にガイドラインがありますので、
そちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考情報:CODP診断と治療の為のガイドライン