緊張性気胸

緊張性気胸

緊張性気胸は、
肺気胸の中でも処置が遅れてしまうこと、
もしくは誤った処置が行われることで、
死亡する危険性も有るので注意が必要です。

緊張性気胸のメカニズムは、
胸腔壁やブレブなどの損傷箇所から空気が漏れ、
吸気の際には、空気が流入。
呼気の際には、損傷箇所が弁を閉じるような格好で
胸腔内に空気が溜まる状態です。

しまいには、
肺や心臓を圧迫し血液が戻ることができなくなり、
それが原因で心肺停止に陥る危険性も有るようです。

緊張性気胸と疑われる場合には、
人工呼吸などは施してはいけないようです。

人工呼吸を施すと肺の虚脱が進行し、
心肺停止のリスクを早めることになります。

何らかの事故により呼吸困難を引き起こしているからと言っても、
それが溺れるなどして引き起こされたものでない場合は、
このような状態にあることも考えられるので、
応急手当には十分注意する必要があるようです。

もしも、胸の周辺に穴が開いてるような場合があれば、
損傷箇所を急いで塞ぐことが最優先。

その後緊急手術が必要となります。

緊張性気胸の状況に遭遇するというのは、
極めて稀な事かもしれませんが、
気胸の中にはこのような種類も存在するということを
一つ覚えていただければなと思います。

参考情報:日本救急医学会 | Wikipedia