月経随伴性気胸

月経随伴性気胸

月経随伴性気胸とは、
女性特有で女性の月経に関わっている事から名付けられています。
月経随伴性気胸の場合、ブレブの有無は関係ありません。

原因は横隔膜に有ります。

横隔膜の一部に子宮内膜の細胞組織が混在し、
それが原因で引き起こされることなので、
先天的に病気が引き起こされやすいと言えます。

横隔膜に混在している子宮内膜の組織が
月経時に剥がれ落ちる事があり、
この時横隔膜に数個の穴が開くことがあります。

その穴から胸腔内に空気が侵入し、
肺に空気が入らない状態となり
気胸を引き起こしてしまうのです。

この時の自覚症状は、
腹痛が引き起こされるように感じますが、
実際には肩や鎖骨付近での激しい痛みがあるようです。

また激しく咳込むようになる場合も有るとのこと。

更に症状がひどい場合には、
吐血してしまうことも有るようです。

過去に月経随伴性気胸の経験が無ければ、
それがこの病気によるものだとわからない場合も多く、
鎖骨の痛みや息苦しさを抱えたまま
数日処置せずに過ごすケースも有るようなので、
処置が遅れてしまわないように十分に注意しなくてはいけません。

治療方法は、胸腔ドレナージ、ホルモン療法、そして胸腔鏡手術。

手術の場合は、子宮内膜組織を含んだ横隔膜を除去し、
医療用メッシュで補強し、
更に、横隔膜の損傷部分に人工皮膚を縫い付ける方法が用いられます。

この手術を用いることで、月経随伴性気胸は根治することが可能です。

参考情報:月経随伴性気胸

実は、過去に勤めていた会社の同僚の奥さんに、
月経随伴性気胸患っていた人がいました。

その話を聞いた時には、
結構な息苦しさがあると知りました。

最終的には手術を行い根治に至ったそうですが、
それまでに、何度か再発を繰り返していたと言われていました。

女性特有の気胸である月経随伴性気胸ですが、
この病気以外にも女性特有のものに
肺リンパ脈管筋腫症(LAM)というものがあります。

これは、平滑筋様(LAM)細胞と呼ばれるものが、
肺を中心としてリンパ節や腎臓で増殖するという稀な病気のようです。
この肺リンパ脈管筋腫によっても肺気胸を併発する恐れがあるようです。

この病気を発症する大半は、妊娠可能な女性に限定されるようですが、
稀に閉経後にも発症するようです。
また、遺伝ではないと断定されているようです。